令和2年11月15日、地域の企業課題をクリエイターとの共創で解決する未来を目指したクリエイターズコミュニティ『SOKA CREATIVE LAB 2020』第2回目の講義を開催しました。

今年は新型コロナウイリス感染拡大に伴い、初回のみ集まり、２回目以降は基本的にはオンラインで実施します。

まず前半は永田講師x草加せんべいの山香煎餅本舗のチームのワークを行いました。
事前にチームで企業訪問を行い、どんなお客様が多いか、どんなラインナップがあるかについてヒアリングを行いました。

商品のリブランディグを行う際に１番必要なことは
「今その商品を届けている人は誰か」そのニーズの洗い出しと
「本当に届けたい人は誰か・その商品を必要としている人は誰か」です。
チーム一人一人と企業の想いの認識を丁寧に擦り合わせていきます。

「草加せんべいを知ってる人に？」
「煎餅自体を苦手だと思ってる人に？」
「埼玉県民に？」「草加がどこだかわからない人に？」
考え抜いて言葉にするまでは苦しい時間となりますが、誰にどう届けたいのかのターゲット設定ができていないとデザインやコミュニケーションに落とし込めません。
次回までにしっかりとターゲットを定め、次のフェーズに進んでいきたいと思います。

後半は坂口講師x（株）潤製作所のチームのワークです。
「金属で考えられる商品を１０個考える」が前回の課題でした。
そこから本当にいいと思える案をそれぞれ発表します。
クスっと笑えるアイデアから、すぐに実用できるのではないかと思えるアイデアまで様々な案が飛び交いました。


アイデアを考える際に常に問い続けなければならないのは下記です。
・企業の立ち位置
・アイデアの新規性・ユニーク性
・持続可能性

そこを問い続けながらアイデアを形にする作業を行いました。

次回までにそれぞれの企業に対しての提案の解像度を高めていきます。

［運営］株式会社 BarbaraPool（廣部・大森 03-6659-9858）
［主催］草加市 産業振興課（長堀・秋谷 048-922-3477）
［共催］草加商工会議所