『SOKA CREATIVE LAB 2021』第3回目開催しました!
令和4年1月16日、地域の企業課題をクリエイターとの共創で解決する未来を目指したクリエイターズコミュニティ『SOKA CREATIVE LAB 2021』の第3回目を行いました。
SOKA CREATIVE LAB は「クリラボ」の愛称で親しまれており、草加市内の企業や団体の取り組みを、今まで以上に魅力的で持続可能なもののしていくため、企業とクリエイターが共創して取り組む実践型の講座です。
今年度で3回目となりますが、回を重ねる毎にアップデートしております。
まずは坂口講師から、創造性とは何か、面白い/新しいアイデアを出す手法をお話しいただきました。
宿題でも行ったSWOT分析ですが、SWOT分析をすると企業の攻めの部分つまり収益化をするところと、守りの部分つまりコンプライアンスとして守るべきところが可視化されます。
そこで、新しい商品・アイデアを考えるにあたって考えたい3つのポイントについて共有がありました。
1. なぜあなたがやるのか…企業の立ち位置、強み、制約
2. その商品・サービスは面白い/新しいのか…ユーザーの潜在欲求を狙い撃つ
3. つまりは儲かるのか…持続可能性の確保
今回の講義では、2つ目のポイントであるその商品・サービスは面白い/新しいのかについて、考えていきました。
面白い/新しいとは「創造性」。そして、商品・サーピスの価値の8割は全体設計とコンセプトにあります。
創造性のあるアイデアはどのように生み出すことができるのかを教えていただきました。
その後は、各チーム坂口講師からの課題に取り組むグループワークを行いました。講義の後は改めてグループに分かれてグループワーク。まずは各チームのメンターの方々から講義をいただいた上で、チームのアウトプットに対する指摘やブラッシュアップをしていただきました。
<草加ネジチーム>
マンダラートを通してアイデアのブレストを行い、その後アイデアの整理をしました。個人ワークの時は非常に集中した雰囲気でしたが、各々の成果発表の時は和気藹々としていました。
<Believeチーム>
事業の拡大ではなく最適化を目指すという方向性にディスカッションが向かいました。Believeさんのこれまでの取り組みなどを聞き、お互いに真剣に思考しながら対話していました。
次回は新規事業(プロジェクト)の創出/具現化を行います。
今後のクリラボにもぜひご期待ください。
<講師プロフィール>
坂口 剛氏
株式会社野村総合研究所プリンシパル。
同社入社後、省庁の政策立案支援、民間企業の事業開発、地域における創業支援などを付加価値工場に繋がる事業やサービスの開発に多数携わる。
出身地・熊本県にてくまモンとのコラボ事業を推進するフェローとしても活動。
佐藤 哲也氏
ヘルベチカデザイン株式会社代表取締役。
1974年福島県生まれ。福島と東京を拠点に、地域の課題解決をデザインからの視点で向き合う地域プロデューサー兼 クリエイティブディレクター。
2018年は「福の小みやげ」、「大島屋蒟蒻店」でグッドデザイン賞をW受賞。 また、日本パッケージデザイン大賞で3つの入選を果たす。
堀内 弘誓氏
STUDIO HOLIDAY CEO/Creative Director
(株)電通を経て独立、STUDIO HOLIDAYクリエイティブディレクター。高い造形力とロジック構築力を武器に、企業のブランドデザイン、プロダクト・キャラクター・コンテンツ開発等、活躍の幅は広い。
[運営]株式会社 BarbaraPool(廣部・大森 03-6659-9858)
[主催]草加市 産業振興課(長堀・伊藤 048-922-3477)
[共催]草加商工会議所