SOKA CREATIVE LAB(草加クリエイティブラボ)

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SOKA CREATIVE MEETING vol.2を開催しました!テーマは、「経営に革命を!これからの時代の経営とデザイン」

2022.8.29.

2022年7月30日(土)、地域の企業課題をクリエイターとの共創で解決する
未来を目指したクリエイターズコミュニティ『SOKA CREATIVE LAB 2022』の
第2回SOKA CREATIVE MEETINGを行いました。

SOKA CREATIVE LAB は、「クリラボ」の愛称で親しまれており、
草加市内の企業や団体の取り組みを、今まで以上に魅力的で持続可能なものにしていくため、企業とクリエイターが共創して取り組む実践型の講座です。
第2回目の講演テーマは、「経営に革命を!これからの時代の経営とデザイン」です!


まずは、講師の堀内さんからご自身が代表取締役を務める
TRUNK DESIGNの取り組みについてお話をしていただきました。

さまざまな手法を使ってお客さまとプロダクトをつなげるのがTRUNK DESIGNの役割ということから、ヒト・モノ・コトを結びつけるいくつもの事業展開をおこなっています。


モノが生まれる過程において作られる試作品や、
これまで集めたコレクションなどが並ぶカフェ「PROTO」の取り組みや、
海外に向けてそろばんを販売した「MORE THAN PROJECT」など多彩なご経験の中から、工夫されている点や現場で実際に起こったお話をしていただきました。

「MORE THAN PROJECT」では海外向けにそろばんを販売


その後は、神戸マッチ株式会社 嵯峨山さんから、メーカーの経営者としてのお話をしていただきました。

マッチの市場が縮小する中で、会社存続の危機から生まれた商品が「hibi」。
「hibi」は、マッチをするように火をつけてお香を楽しめるプロダクトで、
堀内さんがデザイナー・クリエイティブディレクターとして入られています。
「hibi」を発売して7年間で
・売上構成費が変わり、収益が大幅に改善した
・社員さんがイキイキと仕事をするようになった
など、様々な変化があったそうです。
変化を出すために数多くのことに挑戦した中でも、
2009年当時若手デザイナーだった堀内さんとの出会いをきっかけに
「モノづくりにデザインを取り入れたこと」が契機になったお話をしていただきました。

 

「hibi」のプロダクトを実際に持ってきていただきました

最後はフリートークセッション。
「ブランディングに関して大事なことは?」「事業継承で苦労したことは?」など
参加者からのから多くの質問をいただきました。

次回講演テーマは、「クリエイター×経営者 繋がるデザインのススメ」です。

今後のクリラボにもぜひご期待ください!

 

<講師プロフィール>
◆トランクデザイン株式会社 代表取締役 クリエイティブディレクター デザイナー 堀内 康広 氏
2009年に「TRUNK DESIGN」を神戸市垂水区にデザイン事務所&ショッ プをオープン。地場産業や伝統工芸のプロデュースやブランディング、デザ インを幅広く手がける。 兵庫県のモノづくりを紹介する「Hyogocraft」を立ち上げ自社ブランドを8 ブランド展開中。日本全国の地場産業や伝統工芸のプロデュース・ブランディング・国内外の販路開拓や地域ブランディングなどを一貫して支援。

◆神戸マッチ株式会社 代表取締役  嵯峨山 真史 氏
1999年に同社に入社。衰退する家業(マッチ産業)を目の当たりにし、再び家業に光を当てると覚悟を決める。2015年4月にパートナーと共にオンリーワンブランド着火機能付きお香を開発。
現在、国内400店舗以上、海外14代理店を通じ世界30カ国以上に展開中。座右の銘は『感動こそ人生!』